恋
2001年6月20日私はあまり得意なほうではない。
あまり積極的にしたことも無かった。
いつも受身で、自分から好きにならないヒトだった。
共学育ちなのに、恋愛にはひどく不慣れで。
すごく臆病だった。
受身の恋は、正直楽だった。
私はお姫様じゃないのに
いつも王子さまが私を迎えに来てくれるのを待っていたのかもしれない。
いつも相手から何かしてくれるのを待っていた。
受身の恋は、正直楽だった。
さよならの後でさえ
あんなに痛いことはなかったもの。
自分からヒトをものすごく好きになって
突っ走っていく友達たちを私は羨ましく見てた。
でも傷つくのが怖いから
私にはできないってずっと思ってた。
そんな私が恋をするなんてね。
一生忘れない。
初めて私から好きになったヤツには彼女がいて
だったらめいいっぱい仲良しの友達になってやろうって
二年間 他の誰かと付き合いながら
いい友達のふりをしてきた。
そして私は生まれて初めて
気持ちが飽和状態になるなんてことがあるということを知る。
もういっぱいいっぱいで。
これ以上自分には嘘をつけなくて。
真夜中。
私はヤツとふたりでヤツの家に帰った。
そしていっぱい話をした。
二人乗りをした自転車。
酔っ払いながらふらふら走る自転車で
ヤツの背中にしがみついたこと。
サークルのこと
彼女のこと
そして私の気持ちのこと
たくさん話したね。
すごく切なくて
とても暖かい秋の夜の思い出。
真夜中に
彼が酔っ払って家に来るって騒ぎ出したとき。
思わず電話したね。
もう帰り道へ進んでた君なのに。
きっとすごく面倒なことなのに。
戻ってきてくれたね。
その後二人でやってきて
真夜中に焼きソバをつくらされたこと。
真夜中に出来上がった焼きソバは
不思議と美味しかったよね。
みんな寝てるからって言うのに
大騒ぎして次の日私が怒られたこと。
すごく迷惑だったことは事実。
でもそれ以上に
なんだか不思議な夜だったね。
君が来てくれなかったらと思うと
ちょっと怖いです。
来てくれたこと
ありがとう。
車が一緒で
バイトも一緒で
ふたりでいることが多かった君。
お互いの親友が
親友同士だったから
4人で居ることも多かった君。
思い出ならちょっと数え切れないくらい。
だてに二年も恋してないね。
君と出会って
たくさんのことを知りました。
君と出会って
たくさんのことを教えてもらいました。
そして君に恋して
本当によかった。
心からそう思う。
でも
もうさよならします。
ちょっと切ないけど
今度はちゃんと
さよならできそうです。
ありがとう。
いっぱい迷惑をかけたこと
ごめんね。
いっぱいいっぱい感謝してる。
ありがとう。
いつもそこにいてくれたこと
ありがとう。
ばいばい。
あまり積極的にしたことも無かった。
いつも受身で、自分から好きにならないヒトだった。
共学育ちなのに、恋愛にはひどく不慣れで。
すごく臆病だった。
受身の恋は、正直楽だった。
私はお姫様じゃないのに
いつも王子さまが私を迎えに来てくれるのを待っていたのかもしれない。
いつも相手から何かしてくれるのを待っていた。
受身の恋は、正直楽だった。
さよならの後でさえ
あんなに痛いことはなかったもの。
自分からヒトをものすごく好きになって
突っ走っていく友達たちを私は羨ましく見てた。
でも傷つくのが怖いから
私にはできないってずっと思ってた。
そんな私が恋をするなんてね。
一生忘れない。
初めて私から好きになったヤツには彼女がいて
だったらめいいっぱい仲良しの友達になってやろうって
二年間 他の誰かと付き合いながら
いい友達のふりをしてきた。
そして私は生まれて初めて
気持ちが飽和状態になるなんてことがあるということを知る。
もういっぱいいっぱいで。
これ以上自分には嘘をつけなくて。
真夜中。
私はヤツとふたりでヤツの家に帰った。
そしていっぱい話をした。
二人乗りをした自転車。
酔っ払いながらふらふら走る自転車で
ヤツの背中にしがみついたこと。
サークルのこと
彼女のこと
そして私の気持ちのこと
たくさん話したね。
すごく切なくて
とても暖かい秋の夜の思い出。
真夜中に
彼が酔っ払って家に来るって騒ぎ出したとき。
思わず電話したね。
もう帰り道へ進んでた君なのに。
きっとすごく面倒なことなのに。
戻ってきてくれたね。
その後二人でやってきて
真夜中に焼きソバをつくらされたこと。
真夜中に出来上がった焼きソバは
不思議と美味しかったよね。
みんな寝てるからって言うのに
大騒ぎして次の日私が怒られたこと。
すごく迷惑だったことは事実。
でもそれ以上に
なんだか不思議な夜だったね。
君が来てくれなかったらと思うと
ちょっと怖いです。
来てくれたこと
ありがとう。
車が一緒で
バイトも一緒で
ふたりでいることが多かった君。
お互いの親友が
親友同士だったから
4人で居ることも多かった君。
思い出ならちょっと数え切れないくらい。
だてに二年も恋してないね。
君と出会って
たくさんのことを知りました。
君と出会って
たくさんのことを教えてもらいました。
そして君に恋して
本当によかった。
心からそう思う。
でも
もうさよならします。
ちょっと切ないけど
今度はちゃんと
さよならできそうです。
ありがとう。
いっぱい迷惑をかけたこと
ごめんね。
いっぱいいっぱい感謝してる。
ありがとう。
いつもそこにいてくれたこと
ありがとう。
ばいばい。
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